2012-12-30

後記+プロフィール 297

後記 ● 上田信治


年末ですね

今年も、なんとか、終われそうです。



今週号は、日曜の深夜0時ごろにリリースすることができませんでした。じつは、わたくし、

曜日を間違えていたのです!!

たぶん、はじめて。これにはおどろきました。

自分の10句と、2012年の作品、文章の回顧、担当の1月〜3月の部分がまるまる残っていて、これを読んではコピペしていくわけですが、なんとか、そこまでは年内にupしました。

ほんとうにたいへんな充実ぶりです。どこをとっても、面白いし、真剣だし、遊んでるし。お勧めはそうですね、自分の担当の範囲だと「月天子Gallery主人」こと佐山哲郎さんの「77コレクション」でしょうか。

次回更新は明けて新年6日です。たっぷりとお楽しみ下さい。
 そして恒例の新年詠も募集しております。ぜひぜひ。



年あらたまる人類の深き智慧 小澤實

人生とは、重き荷を背負うて長き道をウンタララというようなことを申します。レール上の椅子に後ろ向きにくくりつけられて、過去しか見えない状態ですっ飛んでいく姿にたとえたのは、カート・ヴォネガットだったでしょうか。

なんにせよ一本道というのは、疲れます。ぐるっとまわって同じ所に帰ってくるほうが気楽だというのは、もどってきたら、そこでいったんそのことを喜べるからでしょう。

今年もぐるっと一周、なんとか乗り切れそうです。

からだという乗り物も、まわりの景色も、同行の顔ぶれも、すこしづつ変っていきますが、まずは、この一年の終わりに、こうして皆さんといられることを、言祝ぎたいと思います。

今年も一年、お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。



それではまた、来年の、次の日曜日にお会いしましょう。


no.297/2012-12-30 profile

■五十嵐秀彦 いがらし・ひでひこ
1956年生れ。札幌市在住。現代俳句協会会員、「藍生」会員、「雪華」同人、迅雷句会世話人。俳句集団【itak】代表。第23回(2003年度)現代俳句評論賞。サイト「無門」

■野口 裕 のぐち・ゆたか
1952年兵庫県尼崎市生まれ。1952年兵庫県尼崎市生まれ。二人誌「五七五定型」(小池正博・野口裕)完結しました。最終号は品切れですが、第一号から第四号までは残部あります。希望の方は、yutakanoguti@mail.goo.ne.jp まで。進呈します。サイト「野口家のホーム ページ

 ■関悦史 せき・えつし
1969年、茨城生まれ。第1回芝不器男俳句新人賞城戸朱理奨励賞、第11回俳句界評論賞受賞。「豈」同人。共著『新撰21』(邑書林)。句集『六十億本の回転する曲がつた棒』(2011)にて第3回田中裕明賞を受賞。URL:http://etushinoheya.web.fc2.com/(管理人は別人) URL:http://kanchu-haiku.typepad.jp/blog/(句集紹介用ブログ)
小川春休 おがわ・しゅんきゅう
1976年、広島生まれ。1998年「童子」入会。2009年「澤」入会。現在「童子」同人、「澤」会員。句集『銀の泡』。サイト「ハルヤスミ web site

■村越 敦 むらこし・あつし
1990(平成2)年、東京都国立市生まれ。現在大学4年、東大俳句会幹事。「澤」会員。

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。2003年、「魚座」入会。「魚座」終刊により2007年「雲」入会、同人。2010年「雲」退会。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。俳人協会会員。「Belle Epoque」
 
 西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。「月天」同人。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。ブログ「七曜堂」 twitter

 ■上田信治 うえだ・しんじ
1961年生れ。共著『超新撰21』(2010)『虚子に学ぶ俳句365日』(2011)共編『俳コレ』(2012)ほか。

0 comments: