2013-02-03

後記+プロフィール 302

後記 ● 西原天気

東京・板橋区、都営地下鉄三田線・志村坂上駅A2出口を出ると、国道17号。旧中仙道。すぐそこに一里塚が残っています。道の両側に一基ずつ、こんもりと小山になって、エノキ(一里塚に植える決まりだった木です)がみごとに枝を張っている。道の両側に、しかもエノキ付きで残っている一里塚なんて、初めて見ました。全国でも相当めずらしいはずです。

「一里塚」を見たら歩きたくなるのが人間の習性でしょうか。国道の上の標識によれば「日本橋まで13km」。一里塚なら12kmなんじゃないのか、などと思いつつ、かつての中山道の起点(終点)に向かって、ぶらぶら歩きましたが、結局、日本橋までは脚が持たず、半分の距離(巣鴨まで)で断念。昔の人は健脚だったのだなあ、と、えらく当たり前のことを言っておきます。

 

10句作品は、「鷹」所属の竹岡一郎さんと、ついこのあいだ句集『鳥飛ぶ仕組み』を上梓された宮本佳世乃さん。ほかに、黒岩徳将さんのていねいなイベント・レポート、島田牙城さんのいわば誌上イベントのスタートを告げる記事、「句集を読む」「週俳1月の俳句を読む」、また数々の連載など、バラエティ豊かです。

 

落選展にまつわる記事掲載もまだ終わってはいません。座談会はまだ3分の1が残っています。お楽しみにお待ちください。

 

それではまた次の日曜日にお会いしましょう。



no.301/2013-2-3 profile

竹岡一郎 たけおか・いちろう
昭和38年8月生まれ。「鷹」月光集同人。句集「蜂の巣マシンガン」(平成23年、ふらんす堂)

■宮本佳世乃 みやもと・かよの
1974年生まれ。炎環、豆の木。2010年合同句集『きざし』。2012年12月、『鳥飛ぶ仕組み』。

黒岩徳将 くろいわ・とくまさ
1990年、兵庫県神戸市生まれ。俳句集団「いつき組」「関西学生俳句会 ふらここ」所属。現在、スウェーデンに1年間留学中。


■島田牙城 しまだ・がじょう
1957年京都市生まれ。波多野爽波に師事。「青」編集長などを経て、現在「里俳句会」代表。邑書林編集長。句集『火を高く』『袖珍抄』『誤植』。 邑書林 俳句の里の交差点

■橋本 直 はしもと・すなお
1967年生。「豈」同人、「鬼」会員。「俳句の創作と研究のホームページ」

■小津夜景 おづ・やけい
1973年生まれ。無所属。

■澤田和弥 さわだ・かずや
1980年生。「天為俳句会」所属。

■瀬戸正洋 せと・せいよう
1954年生まれ。れもん二十歳代俳句研究会に途中参加。春燈「第三次桃青会」結成に参加。月刊俳句同人誌「里」創刊に参加。

■しなだしん しなだ・しん
1962年、新潟県柏崎市生まれ。東京都新宿区在住。1997年「青山」入会。1999年「青山」同人、俳人協会会員。2002年「田」創立に編集人とし て参加。2006年まで同編集長。2008年、第一句集『夜明』(ふらんす堂)刊行。「青山」「田」「OPUS」所属。ブログ「スケッチブッ句

■野口 裕 のぐち・ゆたか
1952年兵庫県尼崎市生まれ。1952年兵庫県尼崎市生まれ。二人誌「五七五定型」(小池正博・野口裕)完結しました。最終号は品切れですが、第一号から第四号までは残部あります。希望の方は、yutakanoguti@mail.goo.ne.jp まで。進呈します。サイト「野口家のホーム ページ

■小川春休 おがわ・しゅんきゅう
1976年、広島生まれ。現在「童子」同人、「澤」会員。句集『銀の泡』。サイト「ハルヤスミ web site

西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。「月天」同人。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。ブログ「七曜堂」 twitter

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