2014-02-23

〔今週号の表紙〕第357号 三椏 淡海うたひ

今週号の表紙〕
第357号 三椏

淡海うたひ




三椏を見ると、

  三椏の花三三が九三三が九  稲畑汀子

を必ず思い出す。枝がもれなく三つに分かれている様は、数学の解のように正確である。

春に黄色い小花がパァーと開く様子も楽しいが、このような蕾の状態も趣がある。

撮影場所は、鎌倉駅近くの大巧寺。というより、「おんめさま」と言う方がわかりやすい。安産祈願で有名な寺である。境内は狭いが、たくさんの木や草が植えられており、手入れが行き届いていて心地好い。

私がこの写真を撮影した1月21日には、水仙や蝋梅、早咲きの椿などが咲き、万両が実っていた。植物には名札が付けられているので、俳人にはお誂え向きの寺である。

この日も、句帳を広げた方々が吟行中であった。安産の寺だけに、名句もやすやすと生まれる、という御利益があるらしい。




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