2014-04-27

ハイジャンパー俳句始めました。 川嶋健佑

ハイジャンパー俳句始めました。

川嶋健佑



自己紹介を兼ねて

私は2006年、中学1年生の時から陸上競技の走高跳を始め、はやいもので、今年で9年目になります。記録としては2m05cmの高さが今のところの自己ベストです。どれぐらいすごいか? 調べてみると元横綱の曙の身長が2m03cmらしいので曙は跳びこせるということですね。と言っても走高跳の世界記録は2m45cm。サッカーゴールの高さが2m44cmなのでサッカー日本代表川島永嗣選手のセーブでは阻止できないということになります。

もしかしたらあまり実感は湧かなかったかもしれませんが、この文章を読んでいる読者の頭の上なら私は、たぶん3歩助走をつければ跳び越せると思います。私は3歩あれば最大1m95cmの高さのものを跳び越えられます。どれぐらい跳ぶか想像できたでしょうか?

そんなアホは高いところ好きという言葉を9年間実践してきたのが私、川嶋健佑という人間でございます。


なぜピョンピョン野郎が俳句を?

一応、出身校は大阪府立吹田東高校という俳句甲子園の常連校で俳句に触れる環境が近くにはありました。しかし! 高校3年間は俳句には目もくれず陸上競技一色という3年間を送ってきました。だからよく俳句をやっている方に「すいひ」(吹田東の略称)卒です。というと俳句甲子園のことや俳句部のことを聞かれるのですが答えに窮してしまいます。

だって陸上漬けの3年間でしたから(笑)

私はスポーツ推薦で大学に入りました。当初は心理学を勉強したかったのですがスポーツ推薦は希望した学部にいけるとは限らず、案の定第三3希望の日本語日本文学科に入学が内定しました。ガチガチの国語系の学科です。

そんな私が俳句を始めたのは大学1年生の終わり頃です。授業の一つに俳人のわたなべじゅんこさんが講師をしてくださっているものがありました。その縁で句会に2度ほど呼んでいただき、それが私の俳句を始めたきっかけです。初めていった句会では7人中5人が素人、席題は「靴」「春の雲」の2つで2句出しでした。わけも分からずワイワイと俳句を作って

  ズリズリと灼熱の上靴の底

  春の雲気の向くままに我がままに

この2句を投句しました。

その結果は1選ずつ入りました。しかしまったく満足ができませんでした。だって私はどうしても、わたなべ先生に取らしたかったんです!

なにくそ!と思って歳時記を買って「俳句、はじめました」というエッセイを読んで、むかえた2回目に句会。当季雑詠が2句、席題「梅」「鳥」の4句出し。私は、

  春雨が我が身を削る事知らぬ

  梅の下白と黄色のミルクティー

  うぐいすを追う少年の左足

  若草や行方を知らず勇み足

の4句を投句。そのなかで「若草や」の句に1つしか選が入りませんでした。(ダジャレじゃないですよ)

この句会では凝りに凝った句を出したつもりでしたが、わたなべ先生からは「一句の中に言いたい事多すぎてまとまってない。勇み足なのはアンタやん」と言われる始末。あぁ、難しきかな俳句。木端微塵に打ちのめされました。

まぁ、けど俳句とかそのうち飽きるやろ。当時はそんな感じでした。


なぜふらここ?

わたなべじゅんこさんに俳句教えてもらったんやったら船団特集で出るんちゃうの?なんでふらここの特集なん? と思っている方がいるかもしれないですね。私がふらここに入るまでの経緯について話したいと思います。

初句会、2回目の句会が終わってから約1年ツイッターで俳句は垂れ流しせども句会には出ず。そんな日々を送っていました。本業の走高跳もあって句会どころではなかったこともあったんですけどね。それで陸上の2013年シーズンが終わって少し近辺が落ち着いたので昨年12月に行われた俳句ギャザリングを見に行かせてもらったんです。それでまた自分の中で俳句熱が湧き上がってきました。うわーまた俳句したいな。そう思っていた時に俳人でふらここメンバーでもある中山奈々さんにツイッターで見つけてもらい「ふらここ入会希望者おるでー」と奔走していただき今に至るというわけです。ツイッターつながりで入会するってイマドキですね(笑)

恐るべきSNS!


自分にしか詠めない俳句とは

上述していたように私は陸上を9年間やってきて俳句はまだ始めてからほんの短い期間しか経過していません。だからまだ俳句の右と左は分かるような気がするけど土地勘がないなぁといった状態です。だけど今まで9年間も走高跳やってきたので走高跳について見事に俳句で詠んでみたい! そう思いつつ作ったのが

  2メートル跳べば反転してる春

自分では自画自賛! だけど本当は走高跳でジャンプしてから着地までは一瞬で景色なんか見ている暇なんてないんですよ。感覚的にはジャンプしてから、グン、ボワン、グルンという感覚なんですが、、、あんまり伝わりませんね(笑)

理屈で言うと遠心力を使って踏み切りの瞬間に頭の先から足の先まで一直線に保ち地面反力と起こし回転運動を利用して、、、となるんですが、とにかく感じているものと表現に大きな隔たりがあります。

感覚を17音のことばのピースをはめて表現する。至極難しさをひしひしと感じております。でもこの難しさが俳句の心地よさなのかもしれませんね。頭をフル回転させてもなかなかいいことばが出てこない。だけども何にも考えていない時にフッと突然、グッとくる言い回しが降りてくる。本当によくわからないものです。


最後に

ここまで長くお付き合いくださいましたありがとうございました。今回、エッセイということで自分の拙くてお恥ずかしい文章を大々的に書き記してきました。素直に書こうと思ったので「とか弁」や「言文一致体」とかをふんだんに使い大変読みづらかったと思います。特にネットでの配信ということで近畿圏以外の方も見ておられると思います。近畿圏以外の方にまったく配慮をしない文章で申し訳ありませんでした。

俳句に精を出してからこの3月でまだ3か月。まだまだ取り合わせってなんだ? 切れ字の「や」って何? というレベルでございます。またどこかで会う機会がございましたら優しく叱っていただければ幸いです。それでは皆様に直接会えることを楽しみにして私のお話を終わっておきます。

チュース!!

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