2016-07-03

【句集を読む】世界のありどころ 岡野泰輔『なめらかな世界の肉』の最初のページを読む 西原天気

【句集を読む】
世界のありどころ
岡野泰輔なめらかな世界の肉』の最初のページを読む

西原天気






1句目

肩を? 誰の? 作者か。

cf. 《鳥の巣に鳥が入つてゆくところ 波多野爽波 》

2句目

付加。

《花種の袋に花の絵がありぬ  今井杏太郎》+空


3句目



http://mettapops.blog.fc2.com/blog-entry-767.html

4句目







次のページ以降? もちろん読みました。

すでにして愛読書と言っていいんだろうと思います、この『なめらかな世界の肉』(略して「なめ肉」)。

俳句を書くとは、世界というプレテキスタイル(造語です)を親しくする作業なのだなあ、と、あらためて。

私の身体は世界の織目の中に取り込まれており、その凝集力は物のそれなのだ。しかし、私の身体は自分で見たり動いたりもするのだから、自分の回りに物を集めるのだが、それらの物はいわば身体そのものの付属品か延長であって、その肉のうちに象嵌され、言葉のすべき意味での身体の一部をなしている。したがって、世界は、ほかならぬ身体という生地で仕立てられていることになるのだ。
メルロ=ポンティ『眼と精神』(滝浦静雄・木田元訳/みすず書房/1966年)




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