2017-05-14

後記+プロフィール 第525号

後記 ● 福田若之


まず、先日の文フリで小誌のブースにお越しくださったみなさま、どうもありがとうございました。

前に『オルガン』ではじめて文フリに出店したときは、人に酔うわ、なかなか売れないわ、売り子やってないときどこに行ったらいいのかわからないわで、正直、へたばってしまったのですが、今回は、たのしかったです。 いろんなひととお会いできましたし。

ブースの位置も幸いしたのかもしれません。背後が壁というのは、そちらに余計な意識を向けなくてよいので、すごく、落ちつく。


ところで、ぜんぜん関係ない話なのですが、パウル・ツェランの第一詩集が、刊行後まもなく、あまりの誤植の多さにツェラン自身の手でほとんど全て回収されて廃棄されたっていうエピソード、なんでそう思うのか自分でもよくわからないけどほんと最高だと思う。まあ、ツェラン本人からしたら、きっと、たまったもんじゃなかったんでしょうけど……。


それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.525/2017-5-14 profile

■西川火尖 にしかわ・かせん 
1984年京都市生まれ。「炎環」同人。現在、育児と俳句を楽しむ「子連れ句会」を運営中。

■畠 働猫 はた・どうみょう
1975年生まれ。北海道札幌市在住。自由律俳句集団「鉄塊」を中心とした活動を経て、現在「自由律句のひろば」在籍。

■鈴木牛後 すずき・ぎゅうご
1961年生まれ。「いつき組」組員。「藍生」会員。「俳句集団【itak】」 幹事。2012年「大人のための句集を作ろうコンテスト」最優秀賞。句集「根雪と記す」(「100年俳句計画」2012年4月号付録。マルコボ・コム

■瀬戸正洋 せと・せいよう
1954年生まれ。れもん二十歳代俳句研究会に途中参加。春燈「第三次桃青会」結成に参加。月刊俳句同人誌「里」創刊に参加。2014年『俳句と雑文 B』、2016年に『へらへらと生まれ胃薬風邪薬』を上梓。

■小林苑を こばやし・そのを
1949年東京生まれ。「里」「月天」「百句会」「塵風」所属。句集「点る」(2010年)。

山中西放 やまなか・せいほう
1938年京都生。2012年より「渦」編集長。句集『風の留守』、『炎天は負うて行くもの』。他詩集2冊。

福田若之 ふくだ・わかゆき 
1991年東京生まれ。「群青」、「ku+」、「オルガン」に参加。共著に『俳コレ』(邑書林、2011年)。

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