2017-12-24

後記+プロフィール 557号

後記 ◆ 福田若之

年のはじめに修士論文を出し、半ばすぎには第一句集を出し、そんなふうにして節目になるような書きものをふたつほど仕上げたりすると、まあ現金なもので、年忘れということが、今年はとても尊いことに思われるのでした。

考えてみれば面白いもので、年が終わる前に、その年を忘れてしまおうというんですね。これは、思うに、編集後記というものにも、ちょっと似ている。画竜点睛などというとちょっと大げさになりますが、編集後記を書くことによって、ようやく編集されている当のものが仕上がるわけです。それと同じで、年忘れというのも、それによってようやくこの年が終わるという感じがします。

やっぱり僕は、書くことを忘れることにより強く結びつけて考えてしまうようです。



それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.557/2017-12-24 profile

■彌榮浩樹 みえ・こうき
1965年鹿児島生まれ。1998年「銀化」創立とともに参加、中原道夫に師事。第二回銀化新人賞受賞。銀化同人。句集『鶏』(2010 ふらんす堂)。2011年「1%の俳句」で群像新人文学賞評論部門を受賞。

■橋本 直 はしもと・すなお
1967年生。「豈」同人、「鬼」会員。BlogTedious Lecture

■大塚 凱 おおつか・がい
1995年千葉県生まれ。俳句甲子園第14、15、16回大会出場。「群青」同人。

中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1994年、「炎環」入会とほぼ同時期に「豆の木」参加。2000年「炎環」同人。03年「炎環」退会。04年「炎環」入会。08年「炎環」同人。

■上田信治 うえだ・しんじ
1961年生れ。共著『超新撰21』(2010)『虚子に学ぶ俳句365日』(2011)共編『俳コレ』(2012)ほか。

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」
 
西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■岡田由季 おかだ・ゆき
1966年生まれ。東京出身、大阪在住。「炎環」「豆の木」所属。2007年第一回週刊俳句賞受賞。句集『犬の眉』(2014年・現代俳句協会)。ブログ「続ブレンハイムスポットあるいは道草俳句日記」

福田若之 ふくだ・わかゆき 
1991年東京生まれ。「群青」、「オルガン」に参加。句集に『自生地』(東京四季出版、2017年)。共著に『俳コレ』(邑書林、2011年)。 

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