2018-02-11

後記+プロフィール 第564号

後記 ◆ 西原天気

冬季五輪の何がいいって、絵面(えづら)がとりあえず白いこと。観ていて(TVでもあまり観ないのですが)、美しい。


居間の椅子4脚の脚、4×4で16本を磨きました。クロームメッキなのでピカールを使います。磨き終えると、かなりの達成感。気持ちがいい。



10句作品は野口裕さん。12月に句集『のほほんと』を上梓されました。

今井聖さんの「俳句の要件 金子兜太の場合」は『街』誌からの転載。虚子と兜太を並べて、根源的なアプローチ。

畠働猫さんの「自由律俳句を読む」は久しぶり。

「句集を読む」は、山田露結さんの豆本句集『永遠集』。そして岡野泰輔さんの『なめらかな世界の肉』が2本。福田若之さんのレビューと私のは、ある意味、対照的なアプローチ。

ほか、今週も多彩な誌面となっております。



それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.564/2018-2-11 profile

■野口 裕 のぐち・ゆたか
1952年、尼崎生まれ。神戸に棲む。2017年12月、句集「のほほんと」を上梓。資本主義にはなじまぬものか、ポトラッチ風に展開中。頒布ご希望の方は、yutakanoguti@mail.goo.ne.jp まで。

■今井 聖 いまい・せい
1950年生まれ。加藤楸邨に師事。「街」主宰。句集に「谷間の家具」「バーベルに月乗せて」など。脚本家として映画「エイジアンブルー」など。長編エッセイ『ライク・ア・ローリングス トーン』(岩波書店)、 『部活で俳句』(岩波ジュニア新書)など。「街」HP

■畠 働猫 はた・どうみょう
1975年生まれ。北海道札幌市在住。自由律俳句集団「鉄塊」を中心とした活動を経て、現在「自由律句のひろば」在籍。

柏柳明子 かしわやなぎ・あきこ
1972年生まれ。「炎環」同人・「豆の木」「蘖通信」会員。第30回現代俳句新人賞・第18回炎環賞。句集『揮発』(現代俳句協会、2015)。ブログ「こころの栞紐」http://sea.ap.teacup.com/flamenco/ 

■瀬戸正洋 せと・せいよう
1954年生まれ。れもん二十歳代俳句研究会に途中参加。春燈「第三次桃青会」結成に参加。月刊俳句同人誌「里」創刊に参加。2014年『俳句と雑文 B』、2016年に『へらへらと生まれ胃薬風邪薬』を上梓。

■西川火尖 にしかわ・かせん
1984年京都市生まれ。「炎環」同人。現在、育児と俳句を楽しむ「子連れ句会」を運営中。

中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1994年、「炎環」入会とほぼ同時期に「豆の木」参加。2000年「炎環」同人。03年「炎環」退会。04年「炎環」入会。08年「炎環」同人。


福田若之 ふくだ・わかゆき 
1991年東京生まれ。「群青」、「オルガン」に参加。句集に『自生地』(東京四季出版、2017年)、『二つ折りにされた二枚の紙と二つの留め金からなる一冊の蝶』(私家版、2017年)。共著に『俳コレ』(邑書林、2011年)。

■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

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