2018-04-15

中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜 第46回 ザ・モップス「月光仮面」

中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜
第46回 ザ・モップス「月光仮面」



憲武●10年前の4月に川内康範が亡くなってるんです。この人、「月光仮面」の原作だけでなく、作詞家、作家、テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の監修、政治評論までやっている。森進一との「おふくろさん」を巡っての確執も記憶に新しいところです。というわけでザ・モップス「月光仮面」です。



憲武●ヴォーカルは星勝(ほしかつ)です。井上陽水のアレンジャーとしても有名ですね。合いの手を入れているのは、鈴木ヒロミツです。

天気●なつかしい。

憲武●天気さん、ジャズ喫茶って行ったことありますか?

天気●ありますよ。高校のときは姫路の名前は忘れたとこ、京都だとシアンクレールとか、東京に出てきてからも何軒か。でもロック喫茶に行くことのほうが多かった。

憲武●ぼくは四谷のいーぐると、新宿のDUGくらいですかね。でもなんか伝え聴いてる昔のジャズ喫茶のイメージとは違いました。70年当時、GSなどのライブステージが主体の店もジャズ喫茶と言ってたそうなんです。この曲はジャズ喫茶でお客にブルースを説明するために、ブルースのアレンジで演奏してるうちに評判になり、レコード化されたものです。

天気●たしかにブルースです。

憲武●モップスって、GSブームに乗って1967年にデビューしたわけですが、なんかね、子供心にこの人たち「違う」って感じてました。「本物」って感じですかね。

天気●デビュー曲の「朝まで待てない」(阿久悠・村井邦彦)もよく憶えています。これは作詞作曲もジャケットの衣装もグループサウンズを引きずってる。その後、がぜんロックぽくなりましたね。

憲武●鈴木ヒロミツはロックは英語でなきゃいかんというスタンスでした。「御意見無用」なんて曲を聴いちゃうと、声はガラガラだし、顔は悪いし、 他のGSとはあきらかに違ってました。



(最終回まで、あと955夜) 
(次回は西原天気の推薦曲)

1 コメント:

葉月 さんのコメント...

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